外壁塗装がおすすめなのは晴れの日?雨の日?

1.こんな日が外壁塗装日和です

1-1雨の日は避けましょう

家の内装ならともかく、外壁の塗装は作業中にあらゆる天災を避ける手段はないのです。
雨の日に行うのはやめておくことです。集中豪雨の中作業を続けている業者かどうかは重要なポイントです。
基本的にそういった業者に相談するのは避けるようにしましょう。

1-2雨以外にもさまざまな制約あり

四季のある日本、気象条件は時期や時間・地域ごとに全く違ってきます。
雨はもちろん、他にもさまざまな制約があるので注意してください。たとえば強風が吹く中での作業、
高所での作業がキケンというだけでなく塵や埃が飛んできて付着してしまったり、
塗料が飛んで屋根など余計な所に付いてしまうかもしれないのでやめておきましょう。
気温が低い日だと乾燥するのに時間がかかるといった難点があります。
湿気も乾燥の敵ですから暑い時期もやはりデメリットとなったりはするのです。さまざまな条件の制約があります。

 

2.雨の日の外壁塗装で起こりうる災難とは

2-1仕上がりがいまいち

強風だと塵ですが、雨の日には雨水が塗料に混じってしまうこととなります。
そうすると、色ムラができてしっかりきれいに塗ることが難しいのです。
外壁は遠くからも見える我が家の顔、美しい状態を手に入れたいものです。

2-2あっという間に寿命がやってくる

雨水の混ざって薄まった塗料は寿命も短くしてしまいます。
20坪のお宅で約40万程度から約90万円程度くらいが外壁塗装の相場となりますので、けっこうな費用がかかります。
一度塗れば永遠に美しい状態が保たれるわけはなく、いつかは塗り替えの時期も考えなければなりません。
リフォームまでの時間を少しでも長持ちさせたいのなら、雨の日は避ける方が良いです。

2-3塗料の塗り重ねができない

外壁塗装を行う際に、しっかりした業者であればまず下塗りを行う、
そして中塗り・上塗りへと工程を踏んで一つ一つの作業を大切に進めていきます。
もしも下塗り段階で雨が降ったとしたら重ね塗りしても中塗り・上塗りした塗料がすぐに剥げやすくなってしまうでしょう。
付着しにくくなるといった欠点もあるからこそ、基本的に雨の日の外壁塗装はおすすめしないのです。

3.雨の日に作業してるのを見たけどなぜ?

3-1雨降りでもできることはある

雨の日はお休み、そんな条件の楽な商売ならば誰もが外壁塗装業者に就職したくなるはずです。
でも夏休みだからといって教師がお休みとならないように、雨降りの日にもやるべきこと・できる作業はさまざまあります。
高圧洗浄で汚れを洗い流したり、雨が降りそうだけどまだ降っていないという状態なら
足場の組立てや解体といった作業も行うことは可能です。しっかり降ってくれば高い所での作業、
滑りやすく危険なので避けるべきなのは外壁塗装と同じです。

3-2雨の日でも大丈夫な塗料もあります

下塗り専用の塗料ですが、雨の日でも大丈夫な塗料も開発されています。
強化剤を混ぜて使えば雨水が入りこんでも問題なくしっかり固まるので、
その後雨が上がってから中塗り・上塗りをして塗料が付着しにくいといった心配はありません。そんな保証済みの塗料です。

3-3雨の日にも作業を継続、悪徳業者の可能性もあり

そもそも雨の日は外壁塗装を行うことはできないということすら素人なら知らなかったはず、
更に「これこそが雨の日でも保証されている塗料だから」と言われたら確認する方はほぼいないでしょう。
でも実際にはこっそり問題ありの塗料を使用する業者もいます。それに濡れて滑りやすいといった状況は変わりません。
工事日数が長くなればそれだけ経費もかかるため工事業者としては少しでも早く進めてスケジュールをこなそうとします。
そこで、中には無茶をする業者もあるのです。
施主としてはそういった業者を選ばないよう避けるようにして依頼するしかありません。
口コミ評判やホームページに掲載されている実績を元に、地域に根差した優良業者を選びだしましょう。
安さで選びだした場合、悪徳業者だとすぐに劣化し、
また外壁塗装リフォームをしなければならなくなるでしょうから、結局は費用が高くつくのです。

4.晴れ予報なのに、もしも雨が降ってきたら

天気予報の精度は年々上がってきているものの、100パーセント大丈夫とは限りません。
降らない予報でも小雨程度はぱらつくことも、長年やっていたらそういった状況は何度も経験しているでしょう。
ですから、しっかりした業者であれば養生作業を行なってから
塗装をしている壁面に雨が当たらないようすばやく進めてくれるはずです。
塗料が流れて不要なところまで汚れてしまう、そんな最悪の状態は基本的に起こりません。
万が一があっても対応方法を知っているので、任せて安心です。

 

5.梅雨時期と工期が重なるなら

ジューンブライドなんて言葉もあり、結婚式は6月時期に行うことが多いです。一方で外壁塗装は一年中、時期を選びません。
ちょうど塗装の劣化が目立ちリフォームが必要となり始めたから、家を新築し外壁塗装の工程へと進んできたから、
それがしっかり梅雨時期に重なってしまうこともあるでしょう。でも、外壁塗装を諦める必要はありません。
そういう時こそ、しっかり地域に密着した優良業者を選びだすのがポイントです。
地域に関する知識を持つ業者の方なら、その時期はどういう雨が降るか分かります。
梅雨も雨になりやすくというだけで毎日欠かさず降っているわけでも無いのです。
天気予報と長年の経験でスケジュール通り着々と作業を進めていってくれることでしょう。

 

6.業者のおこなう雨対策とは

雨や強風・気温など外壁塗装の大敵はとにかく多く、時期を選びません。その度に作業は中断することとなるのです。
でも天気が影響するお仕事、業者としてもそれらを考えあわせたうえでスケジュールは考えています。
ですから、よっぽど天気予報がはずれに外れて雨続きとでもならない限りは、
大幅にスケジュールが遅れてしまうなんて状態はないはずです。
雨などの理由で作業がストップすることも込みでのスケジュールであり、見積もりです。
すでに雨の日でも大丈夫な塗料は開発されていますし、少しでも天気に左右されることのない
外壁塗装をといった観点での技術革新も進められているのです。
早く完成してほしい気持ちも分かりますが、業者さんに決して無理を言ってはいけません。

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