外壁塗装の塗り替えの時期は、いつが適切なのだろうと思ったことはありませんか?
外壁塗装は、頻繁に行わないので、張り替えの時期の具体的なタイミングがわかりにくいですよね。
今回は、外壁塗装の塗り替えの時期について、解説していきます。
〇外壁塗装の塗り替えの時期やタイミング
外壁塗装の塗り替えの時期は、だいたい10年前後が多いです。
塗装が剥げてくるのには、約10年くらいの年数が必要です。
劣化を察知して外壁塗装を行うと、雨漏りなどを事前に防ぐことができます。
なるべく早めに気付いて、外壁塗装を事前に行いましょう。
〇外壁塗装が必要な時の目安
外壁塗装の塗り替えのタイミングに気付くには、様々な目安があります。
①外壁が汚れている
外壁が汚れていると、塗料が剥げてしまっています。
年数が経つごとに、塗料は剥げ、薄くなっていくので、外壁塗装が必要になります。
②チョーキング
塗装が劣化しており、手で触るとチョークのような粉がついてしまう現象です。
塗装の耐久性が低下しているので、塗装が手についてしまいます。
③外壁が色あせている
汚れだけではなくて、外壁が色あせていることも、劣化の原因になります。
④ひび割れ
ひび割れた外壁も、劣化の原因です。
築年数が経つと、地盤の変化や外壁の劣化などの原因により、ひび割れが発生し、外壁を塗装して修繕する必要があります。
⑤塗装の腫れ
塗装が腫れている状態の時も、外壁塗装をするのがおすすめです。
塗装の作業中に空気が含まれていたら、膨らみの原因になります。
外壁塗装を再度行う必要があります。
⑥塗装のはがれ
塗装が剥がれていることも、修繕の原因になります。
雨漏りの原因になってしまうため、しっかり塗装し直しましょう。
⑦カビやサビの発生
カビやサビが発生する事も劣化の原因になります。
カビや汚れを放置せずに、しっかりメンテナンスをしましょう。
〇外壁塗装の工事の目安期間
外壁塗装の工事の目安期間は、打ち合わせと実際の着工期間を合わせて、約3か月程度、かかると見ておきましょう。
実際の作業は大体2週間程度で完了しますが、
打ち合わせにどうしても時間がかかるため、約3か月程度はかかってしまいます。
〇季節による塗装の違いを解説
季節によって塗装しやすいなどの違いがあります。
塗装作業しやすい季節は、春・秋です。逆に塗装作業がしにくい季節は、夏と冬です。
ただ、夏と冬だったら、塗装を依頼しない方がいいと思われそうですが、全ての日に当てはまるのではありません。
例えば、夏だと蒸し暑くて、業者の人の作業が過酷という理由もあります。
逆に考えると、暑さが和らいでいる日なら、作業にとりかかることができます。
湿度や気温、環境などに応じて、作業の質やスピードに差が出やすいというのが、本当の理由です。
なるべく春や秋に、外壁塗装を行う事がおすすめです。
〇塗り替えを業者に任せる時の費用の目安
外壁塗装の塗り替えを業者に任せる時にかかる費用は、30坪の家でおおよそで60万円程度~90万円程度です。
業者やメーカーによって、値段が変わっているので、色々な業者に見積もりを出してもらい、比較検討しましょう。
〇屋根塗装にかかる費用
屋根塗装にかかる費用は、おおよそで40万円程度です。
屋根の塗装でも、業者で金額の違いに幅があるため、比較検討する事がおすすめです。
そして塗装の繁忙期には、金額も高くなってしまいます。
春と秋が繁忙期なので、それ以外の時期の方が、金額は安く抑えられると思います。
それぞれの業者での比較と、繁忙期を避けて、費用を安く抑えましょう。
〇外壁塗装のメリット・デメリットを紹介
外壁塗装のメリット
外壁塗装のメリットについて、具体例を挙げて解説していきます。
①家が一新されてきれいになる
外装を一新することで、外観がきれいになります。
入学式や進学、就職や結婚などの人生の節目に、外観を一新すると、より美しく感じると思います。
節目と築年数が重なっていると、外壁塗装を、一度考えてみましょう。
②断熱効果がある
外壁塗装をすると、断熱効果もあります。
塗料に断熱作用があると、外壁塗装を行ってもらうと、熱を遮断しやすい家になります。
③家の修繕にも効果的
家のひび割れなどの修繕にも効果的です。
業者の人が外壁塗装をする時には一度ひび割れを修繕してから、塗装作業を行います。
外壁塗装だけではなく、外壁の修繕なども同時に行ってもらえるので、家のメンテナンス効果もあります。
外壁塗装のデメリット
次は外壁塗装のデメリットについて、具体例を挙げて解説していきます。
①費用が高い
外壁塗装には多くの費用がかかるため、慎重に決断しなければいけません。
業者によっては、費用にかなりの金額の差があるので、気をつけてください。
②着工から竣工まで2週間程度かかる
着工から竣工まで大体2週間程度かかります。
ある程度の期間が必要な作業なので、作業がスムーズに行える時期を選ぶことも大切です。
逆に夏や冬などの時期を選んでしまうと、夏は暑さ、冬は結露などの影響で、
作業が一時的にストップしてしまうこともあるため、
続けて作業ができる時期を考えながら、業者にお願いする事も大切です。
〇その他に気を付けるべき事
・DIYで外壁塗装を行うのはリスクが高い
DIYで外壁塗装を行うのは、自分で作業を行うので安上がりになりますが、失敗や危険が多いのも現状です。
外壁塗装は、洗浄機や塗料など、道具を揃える事も必要であり、慣れていない人だったら、
塗り替えに大幅な時間もかかってしまいます。そして高所から作業を行うため、怪我などのリスクも高いです。
万が一、怪我をしてしまう危険性もあるため、外壁塗装専門の業者にお任せするのが、一番安心です。
安上がりになる方法だという気持ちは理解できますが、安全面を考慮して、専門の業者にお願いしましょう。
〇まとめ
外壁塗装は普段から行わないので、どのような方法がいいのか、色々と悩むことが多いと思います。
専門の業者でも値段の変動が大きかったりするので、自分自身でリサーチすることが、とても大切です。
今回の記事に書かれている、チョーキングなどメンテナンスが必要な基準である外壁の確認を自分自身で行い、
適切な、安心できる業者を選んで、メンテナンスを行いましょう。
住む家を大切に守ることは、心地良く生活するために、とても大切です。
家の外壁などの状態にしっかりと目を向け、快適な家づくりを行ってください。